RemoteViewは、離れた場所にあるPCや機器の画面をリアルタイムに表示して、手元の端末から操作・管理できるリモートコントロール製品です。自宅から社内のPCを使う、現場に置いた機器の状態を確認する、委託先のPCで作業する、オフィス外にある端末を監視するといった場面で使われます。
この製品の考え方は、接続したい端末をあらかじめ登録しておき、必要なときに何度でもアクセスするというものです。そのため、自分が使うPCへ社外からつなぐ用途や、人が常駐していない場所の端末をまとめて管理する用途と相性があります。ここでは、できること、無人の端末へのアクセス、導入方式、料金の見方の順に整理します。
RemoteViewでは、接続される側のPCに専用プログラムを入れて登録します。この登録が済むと、離れた場所から画面を見て、その場で使っているときと同じように操作できます。社外から社内PCで作業する、現場のPCの状態を確認する、離れた拠点の端末を操作するといった使い方ができます。
一方、操作する側の準備は軽くなっています。Webビューアーを使えば専用プログラムを入れずにブラウザーから接続でき、モバイルアプリからPCを操作する方法もあります。「操作される端末には事前の準備が必要」「操作する端末はブラウザーだけでもよい」と分けて覚えておくと、社内で誰に何を用意してもらうか整理しやすくなります。
遠隔操作には、接続のたびに現地の人へ操作をお願いする使い方と、登録済みの端末へこちらの都合で接続する使い方があります。RemoteViewは後者に対応しており、一度登録した端末へ継続的に接続して操作・管理できます。人が常駐していない拠点のPCなど、接続のたびに現地対応を頼むことが難しい端末の管理に向いた仕組みです。
反対に、人がいるオフィスのPCを遠隔操作するときは、作業の内容が現地のモニターに映ってしまうことがあります。こうした場面では、遠隔操作中に接続先PCの物理画面を非表示にできるモニターロックを利用できます。共有スペースに置かれたPCを操作する場合など、まわりの人に画面を見られたくない状況で検討できる機能です。
多数の従業員をまとめて登録し、利用者ごと、またはPCごとに操作の権限を設定できます。海外IPからの接続を遮断する、利用できる時間を制限するといった設定も可能です。
端末を増やしていく予定があるなら、誰がどのPCを操作してよいかを先に決めておくと、あとからの管理が楽になります。
導入方式は2つあります。ひとつはクラウド型のASPサービスで、提供元の環境を利用する形です。もうひとつはオンプレミス型で、自社の環境にサーバーを構築して使います。
公開されている料金を見ながら小さく始めたい場合はASP、社内にサーバーを置く必要がある場合はオンプレミス、という分け方になります。ただしオンプレミス型は価格が個別相談です。サーバーをどこに置くか、構築や日常の運用を誰が担当するかも含めて、相談の段階で範囲をはっきりさせておきましょう。ASPと同じ金額や運用条件で使えるとは考えず、別の導入方式として検討するのが安全です。
日本向けのASPサービスは、1 Agentあたり年額13,500円(税別)です。ここでいう1 Agentは、接続先となる端末1台に対応します。1ライセンスから始められるので、見積もりを立てるときは「登録する接続先の端末が何台になるか」を数えるところから始めます。
全機能を14日間試せる無料トライアルもあります。まず1台だけ登録して接続方法や日々の操作を確かめ、自社の環境に合うと分かってから契約する、という進め方ができます。
注意
上記は2026年8月7日に確認した日本向けASPサービスの条件です。料金や契約条件は変更されることがあるため、申し込み前に公式情報で確認してください。オンプレミス型は個別相談です。
接続先として使うOS、同時接続に関する条件、操作履歴を保存できる期間は、導入前に最新の情報を確認しておきたい項目です。
また、モバイルアプリからPCを操作できることと、手元にあるすべての端末が同じ操作範囲に対応していることは別の話です。使いたい端末の組み合わせを具体的に挙げたうえで確認しましょう。
Q.一度だけの遠隔サポートにも向いている?
A.RemoteViewは、接続先PCに専用プログラムを入れて登録し、継続的にアクセスする構成です。単発のサポートだけが目的なら、導入の手順と日常の運用が自分たちのやり方に合うかを先に確認してください。
Q.利用する人が増えると料金も増える?
A.日本向けASPサービスは、操作する利用者IDではなく、接続先の端末に入れるAgent単位の課金です。利用者が増えること自体は料金の基準になりません。
Q.PCの電源を遠隔で入れられる?
A.ネットワーク経由で電源を入れるWake-on-LANを使いたい場合は、別売のRemoteWOLとの連携が必要です。RemoteViewの標準料金に含まれる機能として見積もらないよう、必要な構成と費用を別に確認してください。
確認日: 2026-08-07(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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